ものごとはないようでなににでも、定石、セオリーと云うものがございます。
僕はそれを探し出すのが好きでそれには時間とお金と労力が掛かりますが、分析、法則性の解明、応用、そしたら最善の一手は?と考えます。
これを知るとどうなるかと申しますと、次にことを行う場合に最善の一手であろう一手から入れ、考える時間の短縮と先手を取れる点では有利です。
ただ気をつけなければならないのは、後の先をとられる場合であります。
定石とは云わば法則性の応用ですので、相手の法則を利用した法則という事もございます。
人間は千差万別、ひとりとして同じ人間はおりませんが、思考、精神構造に性格はよほどの事がない限り頭の良い人、短気な性格、優しい考え方をするなど分別することは可能です。
そうしてそれらはいくつかの質問に対する反応で更なるパターンには分けられます。
フロイトは人間の精神構造をとても大まかにですが、es(ドイツ語でエス)と自我(エゴ)と超自我(スーパーエゴ)で構成されていると書しております。
僕は精神分析学は、麻雀などの対ひととのギャンブルにそれこそ応用できるんじゃないかと、怠惰を求めて勤勉になっておりましたのでこれは後々、精神分析におけるギャンブルへの応用編書いちゃいますね。
話はそれましたが、千差万別に思える人間ですら、よく見れば性格からくる大体の行動パターンや思考パータンに分けられる、という事です。
あの人は短気だけれど頭が良いから我慢強く、性格も短気な割には優しいところのある人で、こういう時にはこう考える人だ。みたいな感じです。
とても感じの悪い言葉の使い方をすると、、、だからあの人にはこう接してこう利用しよう、、、みたいな。。。なんか僕、嫌な奴みたいになっちゃいましたね。
定石、なににおいても特に序盤においてはかなり重要になります。
定石を無視した定石(理外の理)や一手もございますが、そういうのは、大敗か大勝ちに振れやすいのでなんともいえません。セオリーは単発的な勝負に勝つためにでなくトータルで勝ちこむために定石があるのです。
やはり物事セオリーどうりにまず進め、そうするとなにかいつもと違うと、問題も見えやすくなりますので対処も打ちやすくなり感じの悪い言い方をすれば相手の手の内も見えやすくなります。
将棋でしたら初手、7六歩、麻雀でしたらとりあえず僕はタンピン匂わせた先制リーチで、回すのかベタ降りか突っ張ってくるのか?これから相手の出方を窺うのが面白いのです。
いわゆる定石に、自分の経験を加味した定石を作り、千差万別に対しある程度の枠をはめ、千差万別に対応する。
そんな感じでギャンブルに臨んでおります。
PS いわずもがなザ・ローリングストーンズ レットブリード