ケンとは、昔のギャンブル映画や漫画でよく言っている台詞です。なんかあぶねぇからケンする。相手の出かたがわからねぇから初順はケンだ。
これ、ギャンブルに限らず非常に大切な行動でケンして様子を見る、欲に動いている状態の時は精神が先走りなかなかできずについ欲に駆られて動き損などを出してしまいます。
ケンしよう、こう思える時は精神状態は至ってクール、場を見ようと云う心があるので平常心である、と云う指標にもなります。
ただケンすると言ってもただ黙ってボーっとし降りているだけじゃお前はどうしてこの場に居るんだ?となってしまいます。
ケンの本当の意味は、降りるのだけじゃなく、見る、と云う事です。
見るとは、相手の出かたや性格にクセに思考回路を見、さらに敵は1人とも限りませんし、場の状態に思わぬ伏兵はないか?、そうしてそれらを含めた自分を見て、初めてケンと云う様な気がします。
人間あつくなっている時は(あつくなっている時とはよーしやるぞチャレンジだ、みたいな良い意味の熱いも含みます)無謀な事でも率先し行動に移しますが、ケンできるような冷静な時や比較的熱くならないクールな人ですとつい、まだケンしていた方が無難じゃないか?と疑いなかなか行動に移せなくなってしまう時がございます。
そんな時は、先日ブログに書いた、捨て駒部分を使うと良いかと思います。
損出しても痛くない金額、全体で言ったら10%位でありとあらゆる事を想定して実施を伴った授業料を払ったものだと考えれば金払ってんだから本気でケンし学ぼうと云う気持ちが生まれると思います。
明らかに危ない時や先の結果がイメージしづらい時は最小単位の張りでケンするのはとても有効な手だと思います。
こちらは最小単位の張りですから特に問題はございませんが、相手の居る場合だとケンしている時に攻められる場合や著しく状況の変化する場合もありますがその相手の出かたや状況の変化も含めケンです。
世の中には弱い人間もおりますし強い人間もたくさんいます。
ケンする時は両方を見た方がいいです、上手く行ってない人を見る時、あそこが悪いんだよと自分に照らし合わせて勉強になります(間違ってもフフンなんて思ってはいけません)。
自分より強い人を見る時も悔しがったりする(人間は自分より強かったり上手く行っている人を見ると、特に僕はなんか悔しい気持ちになるので)心を捨て、どうして強いのかを主観なく見る。
どうしてワザワザ敢えて手を回してケンするのか?それをよく考えて、それこそ無難に勝ちを拾う為です。
どんなもの事でも心にケンする余裕と気持ちがある時は最低でも致命傷は食らいずらいし負ける可能性はグンと減るはずです。
PS oasis かつてはBeatles越える勢いでした、いまでも好きです