勝ち負けを追求して行くと、そもそも何を以て勝ちか何を以て負けかがわからなくなってきます。。。
仮にギャンブル、今日10万円勝ちました、で、調子に乗り翌日15万円負けました、翌日リベンジで8万円勝ちました。キリがありません。
麻雀の神様、阿佐田哲也は、博打の勝ち負けはトータルで見る、と言っておりましたが、、、仮に勝ち込んだとしてもギャンブルばかりの人生も悲しいものです。負け組です。
ビジネスも今日損出しましたが次に繋げるための損もございますし、それは結局、得になり、損得すらよくわからなくなってきます。
ボクシングのチャンピオンだって防衛戦を繰り返していればいずれ負ける時が来るでしょうし、比較的勝ち負けのわかりやすいスポーツすら何を以って勝ち負けがわからなくなってきます。
男女関係すら、軽く喧嘩して先に連絡したら僕の負けだ、なんて思い意地になり結局フェイドアウトした関係がいくつあるか、ちょっと僕が折れてこちらから連絡入れればもう一回やれたのに、、、と余計な敗北感を負うことになります。
本当は勝ち負けに余り拘らず自分の思うところの一定の水準以上で健闘していて、小局面でみたら多少の勝ち負けあるけど大局面でみたら、自分の思う水準値に達している、そうしてその値を継続する。
今日勝っても明日負ける可能性はあるし、また何年か越しにプラスに転じる為の今の負けかもしれませんしね。
他人と比べて勝ち負けを見ないであくまで勝ち負けは己との勝負に徹する。
なんてカッコイイこと言ってもついつい単発の勝ち負けに拘ってしまいます。。。。
あと男女関係でもめた場合は、男が悔しいけど負けとくのが得です、女が何人居ようと女と別れて後悔するのは必ず男の僕の方でありますから。