秋になりましてこのところ少し想うとこあり、つらつらとドラッガーを読み進めているのですが、本を読めばそりゃー理屈はわかるのですが、これがどう実戦に使えるのか?と考えるとその答えは出なく、また新たに本に答えを求めようと、また本を読む、と基本的に人生に於いて読書の時間を無駄に思う事はないと思っておりましたが、ニッチやイノベーション、ブルーオーシャン戦術にマーケティング、理屈はわかるのですが、これをどう実戦に落とし込むのか?がなかなか書いてないのであります。
色々な本を読みましたがどうやら商売の秘訣は人のやらない事をやるのが成功の秘訣らしいのですが、これを様々な理屈で最もらしくマーケティングされているのが本を売る仕組みでまんまと僕は顧客になっているようであり、このラットレースから抜け出す為に、人のやらないニッチなところを探しているのですが、まぁそんなものないよね。
そんな本があればもうみんな大金持ちになっております。
ただこのところ僕なりに見つけた最強のニッチ、まず誰も手を出さないニッチ中のニッチな部分、それは、、、自分が損すること、これはもはやニッチ(隙間)というよりアウトな部分、誰も損は出したくないでしょう。しかも損して徳取れなんてことではなく、自分がただただ損する部分は、かなりの絶景なブルーオーシャンでしょう。
紅のブタのトルコの隠れ家並みのブルーオーシャンです。
どの本読んでも安売りはタブーとなっておりますが、これは単純に、どの本読んでも安売りするな、と書いてあると言うことは、安売りはみんなのやらない事、となります。
どうして安売りはいけないかはドラッカーを少し読めばしつこいくらい説明されておりますので、ドラッカー曰く安売りは禁としていますが、ただ、ここであえて禁を犯す、といきなり常識からはみ出すことができ、ニッチ戦略的観点からすると、損がでるから誰も手を出さないニッチな部分を一気にシェアできるのであります。。。。
そんな損の出る所を独占しても何の意味のないし、会社が潰れてしまうって、僕もそう思います。狂気の沙汰でありますね。
本来ゲリラ戦法であるニッチ戦略も簡単に本で読めるいま、それが正攻法と云わんばかりですからその裏を、人の行く裏に道あり花の山、的に考えると相当の無茶をしなくてはならなく、そう、僕のように誤謬と言うか矛盾にはまり込み、本を読んでいるのに関わらず、無駄な時間を費やすことになるのです。。。
夢をかなえるゾウ、と言う本で色々人生やビジネスに為になりそうなことが書いてありましたが、その中で、損を出したらよい、損を出して潰れてしまったらそれまでだが損を出したら少なくともお客が徳をし客が喜ぶ、とありました。
これをするには相当の覚悟と勇気が要りますが、これが本気で自分がつぶれる気で出来るようになると、人の行く裏に道あり花の山が見れそうな気がしませんか?
できるかな、怖いけどこういう部分に突っ込んで行かないと生き残れないのが弱者の悲しいところなのよね。。。