お金についてどう考えているのでしょうか?
麻雀の神様といわれた阿佐田哲也は確か著書のなかで、賭け事で負けた時に金があれば自分が傷つかないで済む、金がなければ腕を切られたりなにがしの体で払わなければならない、と言うようなことを言っていたような気がします。
まぁ戦後の小説のなかで言っていたので賭け事で負けて現代で腕を切られることはそうそうないでしょうが、お金があれば自分が傷つかないという事は一理あると思います。
100万円ある場合その100万円でどう自分を囲うか??
100万持っていても、ただ持っているだけでは居玉と一緒で、ちょっと危ないですね。
二つに割って50万守備の50万攻め、なんとなくお金使えそうな感じ。
では、a30万、b30万、c30万、d10万、このように100万をわけてみると。
a30万とb30万守備、c30万待機のd10万円で攻め、かなり戦術ぽくなって来ました。
仮に自分の生活費が月25万円でなんとかなるとすると、30万なら余裕を持ちつつ2ヵ月生活できます。最初の1ヵ月で情勢の様子を見つつ、10万円で何かできることないかなどと考えながらcの30万もストックがある状態です。
情勢悪ければ残りのあるうちに何とか手立てを考えられるし、いけると思えば計算の中で勝負することも可能です。
なにが言いたいのか??
この最近の一寸先は闇どころか一寸先に死が待ち構えてる状態で、自分の計算が一応は成り立つ、ということです。どうして一応かと言うと情勢が情勢ですのでこんなくだらない計算など一気に刈り取られる可能性があるからです。
それでもこの考え方は最低でも生存率をグッと引き上げます。
柔道で言えばこの考え方は謂わば、受け身、何にもわからない状態で一本背負いくらうのと、受け身を知っているのとでは、明らかに怪我する率は変ってきます。
ただまぁ、一本は一本で負けてしまうのですが怪我少なければ再起がしやすいですからね。
この囲いの考え方は応用がかなり利きます。単位は違えど一つに考えないで100万を10に分けても良いし、1000万あったら300、300、400でそこから更に100、100、100、300、200、200と自分の生活に合った分け方をして、自分が何年無収入で生きれて、どう投資できるか、もちろんインフレさえ起きなければですがそれすらもある程度分散しておけば何とかなりますしね。
さて、そう致しますと自分の腕を切りに来られるのは何年先になるのでしょうか?
貯金が100万以下の人は、年、ヵ月ではなく、自分が何日生き延びれるかに変換して早急に対策を練るべきです。
いずれにしても、残りの金額が命のバロメータになるので計算が成り立ちやすく下手な楽観も消え、またバロメーター多ければ逆に変な不安も消えて、現実に沿った合理的な判断が下しやすくなります。
分散、囲い、集中、また分散と臨機応変に動かして、一つのものをよく動かせば実際の100が効果として200にも300にもなりえます。
それでも状況はまだ劣勢。
PS僕の知り合いの株式会社K4の社長田中和明 K4の倉庫内で田中和明専用ゲルググを開発している途中です。