村上春樹は自分のレコードコレクションについて、「僕のレコード・コレクションはあくまでおおよそですが、ジャズが70%、クラッシックが17.5%、ロック関係が12.5%くらいになっています」と、なにかのエッセイで書いてありました。このコンマ5を付けるところが非常に村上春樹らしくてすきです。
僕の頭の中の知識はあくまでおおよそですがほぼ間違いなく漫画からの知識が80%で、本や小説が15%で、義務教育が5%未満で残りの端数は夢からのお告げで構築されております。
更に漫画に絞ると、少年ジャンプからの知識が50%、サンデーマガジンから20%、その他の30%は大人漫画、手塚治虫や寄生獣AKIRA甲殻機動隊明日のジョーにベルセルクなどの知識で、僕は会社の経営判断をしております。
そうして人生で困ったことが起きた時に一番引用するのがジョジョの奇妙な冒険からの知識であり僕の人生の困難のほとんど99.999%はJOJOの格言で乗り切ってきました。
人の上にたったらブチャラティを参考にし、風格が欲しければDIOの態度、勇気が必要ならジョナサン、知恵ならジョセフやジョルノジョバーナ、精神力なら徐倫、成長性なら広瀬康一君にゴールドエクスペリエンスといくらでもJOJOには引き出しがあります。
犬が飼いたくなったらイギーかダニーにアーノルド(みんな死んでますが)を思い出せばいいし、旅行に行きたくなったら第3部を読み返えせばどこの国が面白そうか決められますし、国内なら「旅行するなら日本のここ100」民明書房刊1500円税込みに杜王町は載っておりますし、なんだったらD4Cの能力を使えばパラレルワールドまで垣間見れます。
そうして人生の困難でジョジョで解決できない0.0001%の問題は、魁男塾の民明書房から出ている本を読めばこの世の事象のほとんどの起源が記してあります。ジャンプ恐るべし。
ただ残念なのはつい最近何かのコラムで民明書房は魁男塾による架空の会社ということを知り小学生から今まで30年以上僕は呉竜府(ゴルフ)や、殺苛阿(サッカー)、毒手とか火薬飯、カモフラージュに李筴振リバーシブルなどすべて中国の武術から発症したものだと思っており民明書房の知識を基に一般社会で生活していた自分が少し恥ずかしいです。なんなら民明書房の知識を人に語ったこともありますからね。。。
小学3年生の時に拾った少年ジャンプでテレビよりだいぶ進んだ話のドラゴンボールに衝撃を覚え、そうして花京院とデス13の対決を読んだときの感覚、それを機に僕の人生で一番ハマったのがジョジョ、そうしてギャンブル。碌な人生じゃないですね。
このギャンブルにハマったのもダービー兄VS丈太郎のポーカー対決で「バレなきゃイカサマじゃない」というセリフを読み、なるほどギャンブルは運じゃないんだと幼心に理解し、更には当時、年齢も近かった魔少年ビーティーの影響もあり人を騙すことに長けた人間に育ったような気がいたします。
今でも少年ジャンプは読んでいますが、僕の中でジョジョの3部筆頭に当時のジャンプはドラゴンボールにこち亀、マジカルタルルート君にターちゃん、燃えるお兄さんもありました。えっちな電影少女もあり幼心にフル勃起で、あとは例の魁男塾、問題の珍遊記、ろくでなしブルースもあったね、非常に非常にエキサイティングで毎週毎週ジャンプの続きばかり考えておりました。
日本の相撲の「どすこい」の語源はジンギス・カーンの時代にさかのぼり当時の暴君ジミヘン・カーンにより発案された地獄相撲の最強戦士のドスコイ・カーンからきているらしいです。民明書房刊「相撲人生 待ったなし」よりだって、、、楽しいなこれ。
江田島平八があと10人いたらアメリカは日本に敗北していたらしく、現代の漫画も洗練されていて非常に楽しいですし昔の漫画も非常に楽しい、お小遣いが入れば古本屋で気になる漫画を片っ端から買い読み耽り、カムイ伝、裸足のゲン、キャプテン、俺は鉄平、うしろの百太郎、楳図かずおも読んだし妹の少女漫画も読んでいたので相当な漫画が僕の頭に詰まっておりますが、、、、
わしが男塾塾長、江田島平八であるって、すごいなこれ、ほんとにおもしろいな。男塾ツボっちゃった。
明日アマゾンで大人買いですね。